5日目

親知らずを抜歯してから5日目、だんだんと腫れが引いてきた。しかし、太ったような気がしてきたので(毎日、食べても動かずに安静にしていたからか)今日の食事はいつもよりは少なめにした。とは言ってもまだ抜糸していないし、痛みがないわけではないから咀嚼はあまりできず、食事はもっぱら毎日スムージーとか、混ぜご飯系。あんまり食った気がせず、空腹感。

最近は水木しげるの自伝漫画を読んでいるが、戦争エピソード壮絶すぎるので息を呑みながら読む。でも、ところどころおかしいというか、笑えるシーンもあり、おもしろい。

昼過ぎにMちゃんから電話がかかってくる、しかも家電に…久々にMちゃんの声を聞く。僕から全然連絡がなくていろいろ心配していたらしく、そのうちMちゃんが鳴き出すので、僕も涙が出てくる。少し話して切った後にLINEでお互いに謝った。

夜は料理を作るのに失敗した…野菜と豆の煮物を作ろうとして煮過ぎて焦がしてしまう。しかし、調理に一時間以上かけても、食べるのは5分ちょっとで済んでしまうのが、なんだかなあと思う。

抜糸してからはずっとシャワーだけ。今日はシャワーを浴びた後、夜の散歩をした。久々の外出…安定剤も何も飲んでいない状態で、ただ近所を散策するだけなのにビクビクしてしまう。いろんな音がハッキリとよく聞こえる。音だけじゃなく、視覚や嗅覚も鋭敏になっているような感じ。しかし、久しぶりに家の周りを歩いていて、自分の知らない間にいろいろと町の様子も変わっていたんだなと思った。時間間隔がおかしくなったような気がして、本当に今は2016年で、僕は23歳なのか…と変な気分になった。

咀嚼したい

朝の4時に目が覚める。昨日は夜の9時半には寝たし、十分な睡眠時間。

シャワーを浴びに行き、鏡で顔を見ると顔に血が付着。そして抜歯した箇所、右下の頬の辺りがかなり腫れていてビビる…下膨れみたいな。血行を良くしてはいけないらしいので、かなりぬるめのシャワーを浴びてベッドで6時頃まで安静にする。

6時頃に朝食…バナナとキウイと豆乳のスムージーと、毎食後に化膿の薬を飲まないといけないので飲む。

午前中はグーグルプレイミュージックでアンビエントとかその辺の音楽を聴いて過ごす。昼食もスムージーを作って飲み、納豆ご飯(とろろと細かく切った納豆とすりゴマで食べやすくした)とか魚肉ソーセージをちぎって食べる…。

午後はプライムビデオやGyaoで『あたしンち』や『キョロちゃん』など昔見ていたアニメを見る…時間の経過が遅く感じてつらい。

夕方はもう、とにかく嫌な気分になって空腹感もすごかった。しかし、あまり咀嚼したり硬いものは食べられないので、夕食も流動食のような食事…。

後で気付いたが、枕に血の染みが広がっていた…。

親知らずを抜歯

文章にするだけで嫌な汗が出てくるけれども、親知らずを抜歯してきた。

午後1時半~2時半までに受付を済ませなければいけないので、早めにお昼を食べてちょうど正午の辺りに家を出た。自転車に乗って地下鉄の駅へ。

電車に乗って途中で一度乗り換えで降りた駅が谷町六丁目だったので、数ヶ月までは毎日のようにここを歩いていたんだなあ、と思う。そして、大阪歯科大付属病院のある天満橋駅で降りた。駅を出たらすぐそこに大きい建物が立っていたので、これだとすぐにわかった。病院に入ってエスカレーターで2階の初診受付で書類や紹介状を渡して待つ。しばらく待合の席に座って本を読んでいると、隣に障害者が座ってきた。うわあ、と思った。とにかく落ち着きがないし、意味不明なワードを大きい声で急に発するので読書などできず、やめた。障害者の人の連れ添いの人が2人いて、両親かわからないが、男女だった。もし親なら、今までどういう気持ちで育ててきたんだろう…彼に伴ういろいろな苦労があったに違いない…と勝手に妄想。

受付の人から名前を呼ばれ、これを持って4階へ行けと言うので渡された物を手にし4階へ。4階の受付の人にそれを渡し、今度はこれに記入しろと言われるのでいろいろと記入する。書き終えて受付に渡してまた席で待っていると、名前を呼ばれ軽く診察を受ける。今度はレントゲンを撮ってこいと言うので、3階へ降りてレントゲンを撮ってもらう。また手渡された物を持って4階まで行き、受付に渡す。席でしばらく待っていると、再三名前が呼ばれる。いろいろとレントゲン写真を僕に見せて抜歯の説明をいろいろとしてくる。だんだん緊張感が募る…。抜歯後に舌や唇に後遺症が残る可能性があると言われ、それは永久にですか?と訊くと「永久です」と平然と答えるのでビビる。すると、この書類に署名してくださいと言われ、サインをするのがすごく嫌だったが、もうどうにでもなれと自分の名前を書き記す。

治療が始まる。麻酔の注射を口の中に刺して、効いてくるまでしばらく待たされる。効いてきた。と思うと、また同じように麻酔を打つ。その後はもう、ハッキリ言って非常につらかった。麻酔のおかげで痛みはないがドリルで削っているのか知らないが(怖くてほとんど目を開けられなかった)口の中に何かを突っ込んで「ガガガガガガゴゴゴ」「ギュイイイイイイイイ」を繰り返され、切られ、縫われ、恐ろしかった。早く終わってほしいと心から思った。実際、30分くらいで終わったと思うがめちゃくちゃに長く感じた。施術後は、抜歯した箇所にガーゼを挟んで30分ほど強く噛んでいてくださいと言われ、噛む。その後はもう、ひたすらに惨めな気持ちと不安感で電車に乗っているのがかなりキツかった……。Mちゃんに電話をかけたが出ないので、LINEで「しばらく僕を放っておいてほしい」とトークを送って、麻酔が少しずつ切れてきたので食事を摂って、痛み止めを飲んで寝た。

たくさん食べた

今日は朝の5時に一度目を覚ましたが、7時過ぎまで寝れた。午前中は何をしていたのか、多分ほとんど何もしていなかったと思う。

午後から部屋の掃除と整頓をして、そして筋トレ。

夜は大量に食べた…とろろご飯、つるむらさき空芯菜おひたし、オクラ、豆腐、ゆでたまご、サラダ(キャベツ、パプリカ、にんじん、たまねぎ、ミニトマト、レタス、シーチン、鶏胸肉)アボカド…あと、煮干し。

歯医者と心斎橋

今日はあんまり眠れなかった。

朝から一年ぶりくらいにN歯科へ行く。僕が入院していたことを先生は知っていて心配していたと言っていたが…どうも嘘っぽいと感じてしまうのは僕が病気だからか?歯科大附属病院の紹介状を書いてもらうために行ったのだが、「ついでに」って感じで頼んでもないのに歯石を削られる。紹介状を頂き、3,200円を支払う。

帰宅後、昼食を作る。食べてからこれまた一年ぶりくらいに靴を買いに地下鉄で心斎橋へ。電車に乗るのも久々だったので緊張する…。電車が到着して乗ろうとすると老夫妻に「これ京橋行きます?亅と訊かれ、「はい、行きます」と即答できた自分に少し驚いた。電車に乗って心斎橋まで席に座って待つ。無事に到着し、地上に上がり街で靴屋を回っていく。どこもかしこも在庫がなかったりして、だんだんつらくなってくる。人も多いし。とにかく一旦休もうと思い、喫茶店を探すがスターバックスやらサンマルクカフェやら、そんなんばっかりで入りづらいので、少し人通りの少ない場所にあった喫茶店に入るとそこも、狭い店内にギッシリ人がいるので嫌になる。でも、入ったから一応カウンター席に座る。従業員2人くらいで客が15人以上いるかもしれないという盛況っぷりで全然注文ができないので、スマホをいじって待つ。しばらくしてからアイスコーヒーを注文して、そのコーヒーで頓服を飲む。気分がマシになるのを待って喫茶店を出ると、またブラブラ街を練り歩く。靴を買いに来たはずなのに古着屋で何故かニットを買う。もうアメリカ村まで行こうと思い、アメリカ村まで行って何とかお目当てのブーツを購入…。帰りの電車に乗る頃には18時前だった。車内で性格の悪い嫌な女がいて、なんともいえない気持ちになりながら家に帰った。

朝5時に目が覚める。やることもないので音楽を聴いて二度寝して7時。朝食をとりコーヒーを飲んでぼーっとする。その後、K病院に電話をかけて、カウンセリングの日程を変更してもらった。。29日の13時に受けに行くことに。

今日は作業所で面談があるので昼から向かった。Kさんが今日でこの作業所をやめることを知る。作業が終わり、休憩中にSさんとTさんの姿が見える…少し緊張しつつ、3人で奥の部屋で面談。僕のライフスタイルの急変っぷりに驚いていた。Sさんは僕が作業所に月に2、3回しか来ていないと思っていたらしい。結構行ってるよ。10月にまた個別支援計画があるので、その時に方針を固める…予定。

帰る前に靴棚の前でHさんやKさん達と雑談。どうしても話しているうちに僕が話題を暗くさせてしまう。

家に帰る途中、ATMで金をおろしドラッグストアでプロテインだけ買って帰った。

家に着くとすぐ、今度は歯医者に電話をかける。明日の午前中に行くことに。

夜に職リハのSにさんから電話がかかってくる。今回の面談の結果を伝え、また連絡してほしいと言われた。

ソネットの人

夜中に一度、目を覚ましてまた眠る、起きる…を繰り返して7時過ぎ。

久々に夢を見た。

NおじさんやTちゃんなど身内が出てきて、僕の部屋でTちゃんは弟といっしょにゲームをしている。同じ部屋でNおじさんと僕は象形文字のような読めない文章の書かれた本を頑張って読もうとする夢。

10時くらいから昼過ぎまで、ソネットのチャットサポートでオペレーターの人とチャットをする。なんとか無事に問題は解決したし、相手の人がすごくいい人でよかった。たまにタイプミスとか脱字があったりして、少し和む。当然だけど、人間なんだなーと思う。しかし、本当にお手数をおかけしてすみませんでした。